appendix:tcp_ipのプラグインが繋がらない

メイドいぢり/ぷらし~ぼ(Ver.2)/窓いぢりが繋がらない場合の対処方法です。

プラグインとUIアプリケーション、個別通信に使用しているアセンブリ(DLL)のバージョンは必ず合わせてください。
通信共有ライブラリ(COM3D2.Connector.dll)は新しいものを使用してください。
基本はすべてまとめて公開されているので、それを使用してください。
起動はどちらから起動しても構いません、UIアプリケーション側が接続できるまで30秒に1回程度の周期で繰り返し接続を試みています。

メイドいぢりが起動時に最もログを出すのでメイドいぢりの起動ログを貼り付けます。

起動時にサーバー起動エラーが出ていないか確認してください。
TCPのサーバーではポート番号を指定して起動し、クライアントがそのポート番号に接続してくることを待ち受けます。
使用しようとしているポートが他のアプリケーションで使用されていると起動に失敗します。
その場合は設定を書き換えてください。

Sybaris\UnityInjector\Config\ConnectorServer.xml をメモ帳などのテキストエディターで開き、<Port>9821</Port>の9821の部分を書き換えてください。
開いていればどこでも良いですが、1024~49151の範囲の値を推奨します。
TCPやUDPにおけるポート番号の一覧

<Address>localhost</Address>は他のPCから接続する予定がない場合は、以下のいずれかを使用してください。

  • localhost(hostsファイルで定義されています、中身は127.0.0.1か::1です)
  • 127.0.0.1(IPv4の自分自身を表すアドレス)
  • ::1(IPv6の自分自身を表すアドレス)

この自分自身を表すアドレスでサーバー側を起動した場合、自分自身としか繋がらない仮想のネットワークで起動されます。そしてこの場合は外部との通信用では無いのでセキュリティで阻まれにくくなります。

他のPCから接続する場合は、バインドするネットワークアダプターのアドレスを指定するか、以下のアドレスを指定してすべてのネットワークアダプターとバインドしてください。

  • 0.0.0.0(IPv4)
  • ::(IPv6)

他のPCから接続できるように設定すると、ファイアーウォール等でブロック対象になるはずなのでファイアーウォールの例外設定を行ってください。
このため最初から他のPCから接続する設定にすることは避けてください、トラブルの原因の切り分けがややこしくなります。

画面はメイドいぢりのものです、ポート番号をサーバーの設定(プラグインの設定)に合わせてください。

同じPCで起動しているサーバーがあれば起動しているポート番号が表示されます。
同じPCに接続する場合の接続先は localhost / 127.0.0.1 / ::1 を使用してください。(サーバーの設定と同じで良いです。)
他PCからの接続の場合は、接続先を指定してください。(IPv4/IPv6アドレス以外でも名前が引けるなら何でもOKです。)

この場合の原因の可能性が高いものはセキュリティソフトによるブロックです。
Windows標準のセキュリティソフトであればWindowsセキュリティのファイアウォール、サードパーティのセキュリティソフトを入れている場合はそのソフトのファイアーウォール等の機能を一時的にオフにして確認してください。
※セキュリティ的にオフにするのが心配な場合は、インターネットから切断して機能をオフにしてください。(インターネットに接続し直す前には忘れずにオンにしてください。)
セキュリティをオフにして繋がる場合は、セキュリティソフトによるブロックの可能性が非常に高いので許可の設定を行ってください。
※ただオダメ自身がDLC購入のためにTCPのサーバーを起動するので、許可状態になっている可能性が高いです。

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  • 最終更新: 2025/07/06 02:40
  • by fumble